March 28 はれ

昨日はとても寒くて、朝にはみぞれもまざった。
夕方には、お日様が斜めに雨粒のついた傘をひからせた。

この歳になって
いい出会いや別れがあるものかと驚いています。

普通に話していた青年が、
食べ物の話題から
自分が朝鮮学校を出た在日三世の朝鮮人であることを告白されてとまどった。
大学は学習院、大学院ではフランス文学の研究室にいたそうだ。

クアラルンプールで事件が起こった。
なんとなく、避けられている感じがしてきまずかった。
眼が合ったとき声をかけた。すこし勇気がいった。

僕は避けられている感じがさみしかったこととはなし、
なぜ、在日朝鮮人だということを告げたのかと尋ねた。

沈黙の後、普通のひとりだとおもったから。

僕は、すごくうれしくて調子に乗って
俺は、背景に惑わない、ひとりしか見ない。
インテリの彼も笑って
わたしもです。
互いに眼が潤んでいた。

それから会わない日が続いて、三度目のパリに行っていたこと。
東京が一番好きでパリが同じくらい好きだと話してくれた後、
親の焼肉屋を継ぐ決心をしたこと、都心に引っ越すことを告げられた。

彼が進学するたびにの悩み、
社会に出て職を決心をするまでの何年間の困難を想像した。

彼の成功を炎のように願う。

なごり雪。

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