May 25 はれ

黒澤明の「羅生門」を観た。

事実は一つだけれど、
真実は人の数だけ有って、
きっと嘘も人の数だけ。
霊さえも勝手を主張するらしい。

心よりも、
頭よりも
無垢、無心が、
救ってくれらしいが、
難しい。

紋黄蝶はのどが渇いているらしい

May 21 はれ

突として鶯のこえ ほろ酔いのわれにかえる

May 20 はれ

日差しは強いけれど、北風できもちいい。
木漏れ日が、体に模様を踊らせる。

ルノワールの
「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」の季節は、
今かなと思い馳せながらワインじゃなく、酎ハイ飲んでます。

May 11 はれ

スイレンの葉っぱ南向き

May 10 あめ

僕が学生の頃、その大きさに驚いた絵画があった。
東京大学安田講堂地下の学生食堂に架けられていた。

上野公園の中の私が通う大学より
メニューが豊富で安くボリュームが魅力な
安田講堂地下の学生食堂にはよく行った。
授業をサボって。

絵画は食堂の湿気でキャンバスが緩んでいたが、
私がそれまで観た絵画で一番デカかった。
幾人かのシルエットを
ステンシル技法とグラデーションで描かれた500号?4枚つなぎの絵画だった。

シルエットは、アメリカの人権運動のデモの写真から選ばれた人たちで
社会との関わりを強く持つテーマだった。
社会性が強いが、装飾性もある、スマート、カッコいい。
現代美術の傑作だと今でも思っている。

僕には、入口みたいな大事な絵画だった。

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