April 10 はれ

我がアパートは、今年で20年目。
新築当時からの仲のよいのマダムと、花見で話した。

顔の分かる家族が、減ったこと。
がたがきていること。
そして、なによりも自分たちが年をとったこと。
なんとなく、ネガティブになりそう、

でもさ、こどもたちみんな大学まで出したよねってね・・・。

新しく入ってくる人たちは独身者も多い、
こどもたちも数が揃わないのか共有地で遊ばない。

少子高齢化って笑った。

人気の吉祥寺徒歩10分、
カルトタウン西荻徒歩12分
善福寺公園徒歩3分、
不動産屋的はったり飛ばしても、
20年。

サクラはきれい
でも、公園も花見もちがう。
しずか?

いや〜・・・。

April 07 くもり

母から荷物が届く。
地の野菜、とりすぎた生協宅配のレトルトパック、葛根湯・・。
なぜか死んだおやじがかぶっていた帽子が入っている。
さみしんだね。

「”やすらぎの郷”ってドラマに
俺が散歩する公園がよく映るんだよ」って
電話する。
「こっちでも放映されとんがけ?」と母。

「あっそうだね、そちらじゃまだテレビは、2チャンネルしか映らないもんね。」

電話セールス、振り込め詐欺にひっかからないように注意してと受話器を置く

April 04 はれ

花見の人は善い顔しています。
が、
ヨーロッパのことわざに
春の笑顔は信じるなってあるんですって。

う〜ん、
花見すんだら変わるよな。
善福寺公園の桜はニュースの情報より
ゆっくりです。

March 28 はれ

昨日はとても寒くて、朝にはみぞれもまざった。
夕方には、お日様が斜めに雨粒のついた傘をひからせた。

この歳になって
いい出会いや別れがあるものかと驚いています。

普通に話していた青年が、
食べ物の話題から
自分が朝鮮学校を出た在日三世の朝鮮人であることを告白されてとまどった。
大学は学習院、大学院ではフランス文学の研究室にいたそうだ。

クアラルンプールで事件が起こった。
なんとなく、避けられている感じがしてきまずかった。
眼が合ったとき声をかけた。すこし勇気がいった。

僕は避けられている感じがさみしかったこととはなし、
なぜ、在日朝鮮人だということを告げたのかと尋ねた。

沈黙の後、普通のひとりだとおもったから。

僕は、すごくうれしくて調子に乗って
俺は、背景に惑わない、ひとりしか見ない。
インテリの彼も笑って
わたしもです。
互いに眼が潤んでいた。

それから会わない日が続いて、三度目のパリに行っていたこと。
東京が一番好きでパリが同じくらい好きだと話してくれた後、
親の焼肉屋を継ぐ決心をしたこと、都心に引っ越すことを告げられた。

彼が進学するたびにの悩み、
社会に出て職を決心をするまでの何年間の困難を想像した。

彼の成功を炎のように願う。

なごり雪。

March 19 はれ

夕べは家族がそろったのでディナーは外で。
我家的にはちょっと敷居の高い吉祥寺”hey珍low”
真っ白のテーブルクロス、ナプキン。
ファミリーヒストリーでこういう仕様のレストランは、
七五三の目白”椿 zan saw”以来。

母さんいきなり肉汁飛ばしてしみ一号 笑って、
セガレ箸を転がして醤油じみ。
クリーニング代まで入ってこの値段なんだよって、野暮いって笑う。
君がもの心ついてから外食はエスニックばっかだったね。

なんだか楽しくてね〜よく笑った。
明日、いい春分にする。

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